60から真面目な薪ライフ

年をとっても薪ストーブ

高齢者、女性、子供でも楽々できる手動薪割り機

高齢者、女性、子供でも楽々薪割りできる手動薪割り機

2008年に薪ストーブを設置しました。そのきっかけは庭木の剪定枝の有効利用というエコロジカルな理由でした。

薪は買うものではなく自分で作るものと思いましたが、体格貧弱で腰痛持ち、斧を繰り返し振り下ろすほどの体力はありません。また電動とかエンジン式とかの薪割り機は、高価な上にエネルギー代もかかるのであまり気乗りがしませんでした。

いろいろ調べ、試行錯誤した結果、たどり着いたのが現在利用している手動薪割り機です。同様の機構で動く手動薪割り機をまとめました。

現在使用しているもの

ナカトミ:手動薪割り機 HLS-2 ¥3,980(2010年時点) 約7.5kg

全重量が約7.5kgあり、中心の落下する棒の部分だけだとその半分以下ですが、これを高くまで持ち上げるのには踏み台がないと大変です。

2010年に購入し、当時は送料込みで3,980円でしたが、現在は販売していないようです。

同等の代替品

ミナト 手動薪割り機 ハンドスプリッター LSA-01 ¥9,860 7.4kg


 

Amazonでも取り扱っています。

見た目の色が赤から黒になっただけで、実質はナカトミのものと同じであると思われます。両方とも中国製なので、同じ製作所のものかもしれません。幅は45cmではなく45mmまたは4.5cmが正しいです。それにしても、原材料と人件費の上昇のためか、12年経過して価格は倍以上の高価格になりました。

レビューを見ると概ね好評ですが、否定的な意見として、重い、うるさいの2つがあります。重いのは踏み台を使う、うるさいのはグリース注入によって、ある程度対処できるようです。

もっと軽くて洗練されたもの

手動まき割り機 ログマチック LM-250 ¥14,259 5.5kg


 

Amazonでも取り扱っています。

見た目は黄色、楽天での評価は2022年9月23日現在 4.37(99件)と高いです。薪ストーブの本場(の1つ)の北欧フィンランドの薪割り機 Logmatic なので重量も5.5kgと比較的軽く、安全です。長さは同じくらいですので、やはり背の低い人には踏み台がある方が良さそうです。

短くてさらに軽いもの

手動まき割り機 ログマチック LM-150 ¥11,407 4.0kg 軽量 小型


 

ログマチック LM-250よりも軽量で、少し短いので女性・子供でも利用できると謳われており、レビューには小学校高学年以上ならOKというものがありました。私も現在使っているものが重くて耐えられなくなったらこれを買うつもりです。

まとめ

パイプの中を鉄の棒がスライドしてクサビを打ち付ける方式の手動薪割り機についてまとめました。重力をダイレクトに利用するので腰を傷めずに薪割りができ、おすすめです。

この方式の薪割り機のレビュー評価を見ると、すばらしいという人が多い一方、まったく使えなかったという人も若干いますので、使い方に工夫が必要なのでしょう。

考えられる工夫としては、以下のことが考えられます。
1.生木ではなく、ある程度乾燥して表面にひび割れが生じてから、その隙間に先端を入れて割る
2.節・コブのある部分は避ける
3.直径30cm以上の太い丸太は、いきなり中心から真っ二つに割ろうとしないで、周囲からはぎ取るように割るか、中心から遠い亀裂を狙う

実際に道具を使ってみた時の記事についてはいずれ報告するとして、今回はここまでにします。