60から真面目な薪ライフ

年をとっても薪ストーブ

お正月に見た庭の赤い実

年末年始には縁起物としての意味もあって、自宅の庭にある赤い実で常緑の植物を飾ります。


ヒイラギ(セイヨウヒイラギ)

毎年きちんと赤い実をつけ、花瓶に活けておけば約1ヶ月もの長期にわたり、赤い実と光沢のある葉がきれいなコントラストを維持するので、重宝しています。

今年もクリスマスの飾りとして用いたものが、まだ美しさを保っています。
外にあった実は、どんどんヒヨドリに食べられています。


ナンテン

難を転じるという語呂から、縁起物です。わが家では、葉をおせち料理の飾りに使っています。上に向かって花が咲くので、上に向かって実るのかとずっと思っていましたが、今年は垂れ下がっていました。猛暑で重い実がしっかりついたのかもしれません。


ヤブコウジ十両

勝手に生えてきて、地下茎か何かで徐々に広がっています。実を食べた鳥の糞に由来するものと思われます。実付きは悪いし、樹高は10cmくらいしかないので、地べたに這いつくばって撮影した写真もボケてしまいました。


オモト

蕾が地べたから直接出て開花結実するので、株ごと鉢植えにして飾ります。万年青と書いてオモトと読みます。縁起のいい名前ですね。


カラスウリ

どこからいらしたのかわかりませんが、5年ほど前からわが家でも見られるようになりました。今年は現時点で4つくらいの実が地面に転がっています。冬は地上部が枯れてますが、春になると同じところから発芽してきますので根っこは残っているのでしょう。

このまま乾燥させて飾れば風流で縁起がいいとは思いますが、なかなか魅力的な植物ですので、続きは次回の記事としてまとめようと思います。ご期待ください。


その他

一昨年まではマンリョウも赤い実をつけていたのですが、昨年の寒波で大きい株は枯死して、生き残ったものは若いので実がつきませんでした。

サルココッカの実も一時的に赤くなりますが、最後は黒くなりますので今回は載せません。

このほか、ヤブランの黒い実、ジャノヒゲの瑠璃色の実も見られ、光沢があって美しいです。