60から真面目な薪ライフ

年をとっても薪ストーブ

ログエアーLOGAIREのミノスMINOS(わが薪ストーブ)

ログエアーのミノス(うちの薪ストーブ)


うちの薪ストーブはログエアー(LOGAIRE)というニュージーランドの会社のミノス(MINOS)という機種です。以前はこの会社のウェブサイトがあったのですが、今回は見つかりませんでした。

2008年の9月に、栃木県の那須高原にある「フィンランドの森」の中の薪ストーブ専門店で買いました。
https://www.finlandnomori.net/firewood-stove

同じ敷地内には、薪ストーブの店だけでなく、パンの店、カフェ、チーズ工房、ムーミン関係のおみやげ店なども併設されています。

2008年当時は薪ストーブといえば、ほぼ輸入品で、価格は30万円から60万円くらいするものだという印象でした。那須で薪ストーブを取り扱っている何店かで聞いたところ、フィンランドの森ではキャンペーン中で、定価の半値以下の約10万円で購入できるといわれたので決断しました。

ただ、煙突は直径15cm、二重煙突を勧められ、設置工事もすべてお願いしたら、総計80万円くらいになってしまいました。この時点で元を取るのはあきらめました。

まあ最初から簡単に元を取れるとは思っていなかったのですが・・・。

多くの家庭では、暖房としてエアコンや灯油ファンヒーターを使っていると思います。年間の暖房費はいくらくらいかかっているのでしょうか。年間2万円としても元を取るのに40年かかってしまいます。もっとも、最近は電気代もガゾリン代も値上がりしてきていますので、そのうちに元が取れるようになるかもしれません。

当時のカタログから、この機種の説明部分を掲載します。




補足説明


薪ストーブには大きく分けて鋼板製と鋳物製がありますが、この機種は鋼板製です。鋳物製は高温にしすぎると割れるらしいので、この機種を勧められました。

初心者向けのものなので、触媒を使うとか、二次燃焼機構とかの高度なことはしていないはずです。構造は比較的単純です。

空気の流れは2つあり、1つ目は前面上部からメインの空気を取り入れ、そのままガラス窓に沿って下に行く流れ(入る空気の量を調整できる)。もう1つは下部の穴から側面のパイプを伝って上方に空気を運び、煙突に排気するあたりでパイプの小穴から斜め下に噴き出すことによって熱い空気を中で回転させ、すぐには排気しないようにするという構造です(上の図は中心を縦に割った断面図です)。