シーズン開始前の現状
わが家では、夏の間は薪関係の作業はありません。というか、しないですむようにしています。というのも、暑いので重労働したくないし、外に出るだけで蚊やブユに刺されるし、ハチとかイラガなどの痛い虫もいるので、なるべく外で長居したくないのです。それほど、自然が豊かで環境の良好な北関東の田舎です。
10月になったら煙突掃除をします。そして薪ストーブシーズンが始まります。煙突掃除の話はそのうち書くとして、今回は現状報告です。
シラカシの雨ざらし薪
今年は、初めてシラカシの長期雨ざらしをしています。1月に割った薪ですが、現時点でも写真のように放置されています。
これまでは、1月に薪割り、2月から3月にかけて雪さらし&雨ざらし、4月に棚に並べるという手順でした。今年もシラカシ以外の薪はこの手順に従いました。
しかしシラカシは梅雨時になると、びっしりと青カビが生えて気分が悪いです。放っておいたらそのうち胞子がどこかに飛んで行ってなくなることもあるのですが、それは通気の良い場所だからであって、全部なくなるわけではありません。それよりも水に流す方が気分がいいのです。
サクラは雨に当てると腐敗が進むので良くないと思いますが、シラカシは、ここ北関東では雨に当てても影響がないように感じます。とにかく1年では乾かないので、1年目は濡らしても良い、むしろその方がいいと考えました。
12月に伐採し、
1月から雨ざらしにしています。
(1月の薪割り直後の状態)
そろそろ湿度が低くなりカビの生育が衰える時期なので、棚に収納します。
薪炭林の萌芽再生
伐採された株の方は、ヒコバエがたくさん生えました。
10年後には再び伐採できるくらい大きく育っていることでしょう。かっこいい言い方をすれば、わが家の庭では、エコロジカルな薪炭林の萌芽再生を実践しているということです。