シラカシ薪作成の進展状況(1)
昨年末にシラカシの伐採している時に転落してから約2ヶ月半経過しました。肋骨が折れていたのでほとんど外作業ができませんでしたが、回復してきたので2月に入ってから少しずつ作業を開始しました。
まずは伐採時の状況です。
伐採時
この状態から、(1)薪割りに供する丸太、(2)2年乾燥させる中枝、(3)1年で焚きつけにする小枝、(4)腐葉土にする末端の枝葉 の4つに分離します。
これらはほぼ枝の太さで決まり、目安としては、薪割りにするためには直径5cm以上、中枝は直径2~5cm、小枝は直径7mm~2cm、それ以下は腐葉土にするという感じです。
伐採時の幹部
太い幹の部分は長さ30~35cm単位で切断し、丸太を切り出します(玉切り)。ただし、枝分かれの部分やコブになっている部分は、薪割りに手こずる事が多いので、写真の切りかけの部分のように短く切ります。
枝分かれやコブの部分は、割れなくても仕方ないというスタンスです(体力がないので)。
残りはこのあと中枝、小枝、末端の枝葉に仕分けします。
伐採時の枝部
玉切後
長さ30~35cmの丸太を切り出しました。このあと割っていくのですが、カシは固いので、乾燥するとオノが跳ね返されるとか、歯が立たないとかいう話もあります。ですから、オノで薪割りする場合は、なるべく生木のうちに薪割りまでやってしまう方がいいのかもしれません。
私は以前にも書いたように、パイプの中を鉄の棒がスライドしてクサビを打ち付ける方式の手動薪割り機を使っていますので、生木ではなく、ある程度乾燥して表面にひび割れが生じてから、その隙間に先端を入れて割るようにしています。
生木をこの手動薪割り機で割ろうとしたら、丸太に粘り(弾力性)があって、なかなかクサビが下に進みません。しかも、割れた途端に薪が弾かれて飛んでいくので危険でした。そこで、1週間程度はこのまま野ざらしで放置しておきます。
中小枝
中小枝は、このあと長さ20cm程度に切りそろえます。さらに太さによって焚きつけ用の小枝と中枝に仕分けますが、それは3月に入ってからになってしまいそうです。
葉部
葉部は例年だと腐葉土にするために、1か所にまとめて積んでおくのですが、今年は元気がなく時間的余裕もないので当面後回しです。